キャラクター:フォックス

フォックスは、初期キャラクターのひとり。
「スマブラ(64)」から登場し、すべてのスマブラにおいて「速い・高火力・脆い」という特徴を持つ。
「スマブラDX」ではとびぬけた性能とそれに見合う操作難度を持ち、単独トップの最強キャラとされることが多い。(20XX)

長所

  • 移動スピードに優れる
  • 技の発生・後隙・コンボ性能が高い
  • 火力・撃墜力ともに非常に高い
  • 最強技リフレクターは様々な場面で役立つ

短所

  • 繊細かつ素早い操作が求められる
  • 被コンボ火力が高い
  • 復帰阻止に弱い
  • 人口が多いためどのプレイヤーも対策がある程度できている

スピード

フォックスはスピードに優れる。走行速度はファルコンに次ぐ2位、落下速度・急降下速度もトップ3に入る。
ダッシュ/走行/ダッシュジャンプどれも最高クラスで、横軸の差し込み・差し返しは当然優秀。

フォックスは大ジャンプも上昇・下降ともに速く、空中ジャンプや台乗りの択にも派生できる。
この大ジャンプは見てから対応しにくいため様子見として超優秀。

細かいところではジャンプの踏切フレームが3Fと最速組であり、ガードキャンセルジャンプなどでフレーム的に得している。
3Fジャンプはファルコ(5F)とのガーキャンリフの性能の違いにつながっており、フォックスは驚異のガーキャン4F無敵暴れが可能だが、ファルコは6Fとそれほど早くもなくリフの判定も弱め(ただし火力は稼ぎやすい)

技性能の高さ

空中N、空中下、空中後は正しくめくったり最低空当てを行えばガードに対して強く出られる。
特に最低空空中Nは、着地キャンセル→リフレクター→掴みとつなげることで「空中攻撃をガードした相手をそのまま固めて掴む」という動きになる。

さらに絶空の性能が良好であり、リフレクター→ジャンプ→絶空(リフ絶空)ができるために他のキャラよりも利用価値が高い。

また、ほぼすべての技性能が良好であり、コンボもつながりやすいために火力が非常に高い。
最強クラスの撃墜力をもつ上スマッシュにつなぐコンボルートは多数存在。空中上も相当なふっ飛ばしを持つ。
差し込みは空中N、空中下、走行リフレクター、下強など。
空中後、上強など置き技にも優れる。
1F発生の壊れ技「リフレクター」の存在により密着戦でも最強を誇る。
「これを振ってれば勝てる」ような技こそないものの、やれることの多さと技の優秀さで相手を撹乱・蹂躙することができる。

ファルコ同様、落下速度が速いためにコンボを受けやすい。軽さと合わせて非常に打たれ弱い。
さらに復帰阻止にも弱いために低%での撃墜(gimp)を受けやすい。
復帰距離は長く、横Bと上Bの2択、上Bの角度など復帰のバリエーションはあるが、一度高度を下げられてしまえば非常に脆い。
極端な話、終点でのマルス戦では一度掴まれたら1ストックはザラである。

ほとんどのキャラランクで1位。
TASのような理論値で考えても、人間が操作した場合でも、最強という評価は揺るがない。
人間では完全にコントロールできないほどの速度を持つが、それでも年々人口が増え続けている(20XX)、将来性に優れたキャラでもある。

キャラ相性としては不利キャラはいないとされる。
もっとも難しい相手は、マルス、ファルコ、そして同キャラ戦。
マルスは、リーチで負けていて、掴み一つでストックを奪われかねない相手。
ファルコは、基本の技性能は近いもののブラスターの存在により立ち回りが一方的かつ大幅に制限される。

キャラランクではかなり差が開いているが、地味にサムスが苦手。
フォックスはほとんどのキャラに「上投げ空中上」や「上投げ上スマッシュ」などの撃墜コンボを持つが、サムスには「下強先端→空中上」しか確定する決定打がない。
サムスが上への吹っ飛び態勢がないため、甘い行動への上スマッシュなどで早期の撃墜となる事も多く、リフレクターによる復帰阻止も通りやすいが、それでも試合を通して体力差に悩まされることになる。

地上攻撃
弱攻撃
  • 基本的に1段止めでヒット確認または放棄しつつ、%によって掴み・上スマッシュ・リフにつなげる。
  • 遊撃ミラーで%が溜まりすぎたときに、弱1でダウン→空後撃墜などが狙える。
  • 高%では「弱はしゃがみでカウンター、上スマッシュはしゃがみの吹っ飛び軽減効果で耐える」という対策があるため、意外としゃがみで対策されやすい。

横強攻撃

  • 非常に地味だが置き技として使うことができる。下シフトで崖に置くのが主な出番。

上強攻撃

  • 謎態勢でキック。身体の後ろから発生するのでやや当てにくいが、ほぼ確実にコンボでき、対空性能も高い。
  • 100パー越えなら撃墜も可能。ファルコよりかなり撃墜力があり、プリンなどに引っ掛けるのが強い。
  • 一点読み(確認)なら狩れる、という程度の後隙なのでローリスクハイリターン。
  • ただし読まれた場合は掴みなどの痛い始動技を通すことになり、擦るにしても適度なバランスで。

下強攻撃

  • 尻尾による足払い。フォックスの打撃の中では最もリーチが長い。
  • 走行から出した場合、空中Nなどより深めに判定が出せるため、空中Nを避けるためのステップにひっかけることができる。
  • うまく真上に飛ばした場合はパーセントによって空中上で撃墜が狙える。

横スマッシュ攻撃

  • 発生がやや遅いが持続に優れたスマッシュ。
  • ファルコの横スマよりはふっ飛ばせないが並のスマッシュ程度は飛ばせる。
  • 持続を使ってファルコンの復帰に確実に当てられるなど用途は多い。

上スマッシュ攻撃

  • サマーソルト。フォックスの象徴的な攻撃。
  • 地上に本当て(クリティカル)判定がある上スマッシュとしては、ピカチュウに次いでふっ飛ばしやすい。
  • 異常な吹っ飛ばしを誇るが、生当てでも当てやすく、コンボ(リフ絶空、上投げなど)から狙える。
  • 対空判定が十分にあるので、コンボ以外にもステップ戦で普通に使っていける。ガードやステップでかわされると容易に反撃を受けるが。
  • ブラスター・空中上・この上スマッシュの存在により、対プリンが立ち回り・眠るへの反撃の面において非常に得意。

下スマッシュ攻撃

  • 横方向へふっ飛ばす。発生が早いのでコンボから狙えて、安定して復帰阻止の展開を作れる。
  • 同じコンボから上スマがつながることも多い。確定撃墜ならそちらを狙うべきだが、微妙な%だったり外ベクトル変更されている場合はこちらのほうが有効となる。

ダッシュ攻撃

  • 移動しながらキック。遊撃やファルコンには本当て→上スマッシュなどがつながりやすい。
    • 遊撃やファルコンに対して、空中Nなどからつなぐと、相手が空中Nでダウンするタイミングで受け身入力していた場合、確実にダウンさせることができる。(Tech Trap)
  • 落下が遅いキャラに対しては、撃墜%で持続当てからの上スマッシュがつながる。非確定の時はジャンプ逃げに対して空中上など。
  • 持続当てはしゃがみから反撃を狙われやすいので注意。
つかみ・投げ
つかみ
  • リーチは普通だが、フォックスのスピードと合わさって狙い所は多く、掴みやすい部類。

ダッシュつかみ

  • 基本的にはJCつかみのほうを使用する。

つかみ打撃

  • (主にテイル撃墜のための)%調整や、わざとベクトル変更をさせてからの投げる読み合い用。

前投げ

後ろ投げ

  • 対遊撃時は、投げた後のダウン/受け身する敵に重なることができるので、そこから受け身狩りができる。

上投げ

  • 基本的にはこの投げから火力も撃墜も狙っていく。特に上投げ→テイル(空中上)の破壊力はゲーム中でも1,2を争うほど。
  • フォックス、ファルコ、ファルコンには投げ連になる。

下投げ

  • 相手をダウンまたは受け身を強制させ、受け身狩りにつなげることができる。
  • 基本的にはほぼ確定で火力が取れる上投げを使うが、上投げから何もつながらないほど高い%なら、読み合いから撃墜するためにこちらを選択。
空中攻撃
空中ニュートラル攻撃
  • よくある空中Nのキックだが、フォックスの素早いダッシュジャンプと相まって非常に速い差し込みになる。
  • 最低空で相手に当てた場合はリフから固め展開になる。

空中前攻撃

  • 前への攻撃としては空Nがあるため、一番使い所がない。
  • 使うなら1段目のみをコンボのつなぎとして使う。空Nより前目に判定が出て、吹っ飛びは弱いためダウンやコンボが狙いやすい。

空中後攻撃

  • ファルコのようにSJからオート着キャンにはならないが、それでも対地・空対空ともに優秀。復帰阻止でも多用する。
  • 空Nより火力が高く、また空NはOP相殺が溜まりがちなため、前ナナメ上方向へ吹っ飛んだ相手に対しても余裕があればこちらを当てたい。
    • 前方向にこの技を当てるには、裏当てをするか、リフ反転→ジャンプでフォックスの向きを変える。

空中上攻撃

  • 非常に高い攻撃力を持ち撃墜力もある。ただし当て方によってはずらされる(テイルずらし)。
  • 対地や台の上での受け身に重ねることで相手を浮かし、コンボを継続する用途もある。

空中下攻撃

  • ドリル。長い持続を持ち、下方向への軽い裏メテオ+多段なのでのけぞりキャンセル(≒しゃがみ)で対応されない。ガードには不利だが当て方によってリフでガーキャンつかみは潰せる。
  • ドリル→リフが有名だが、ドリルを当てた時点で有利フレームがとれる場合があり、他の連携も可能。ドリル上強も安定コンボ。ドリル掴みが確定するかは相手キャラによるがお手軽高リターン。参考
必殺技
通常必殺技
  • 相手がひるまないというデメリットがあるかわりに連射できるブラスター。
  • 射撃中に着地すると通常着地になるので、基本はジャンプから。大ジャンプから3発、小ジャンプから2発出せる。
    • 小ジャンプ2連ブラは猶予があまりないので、ジャンプをスティックで行うと安定しやすい。
  • 有名なネタだが、眠ったプリンやガードクラッシュしたキャラを起こさずにダメージを蓄積できる。

横必殺技

  • フォックスイリュージョン。復帰技その1。
  • 移動開始後にBを押すことでブレーキ。ステージ上で暴発した場合はこれで止めるのが遊撃使いのたしなみ。また、復帰中に崖に技を置かれた場合にもブレーキでタイミングをずらせる。
  • ファルコより移動開始が遅いのでやや狩られやすい。そのかわり距離が長い。
    • よって、復帰距離の面ではフォックスのほうが強いが、ファルコも届く距離であればモーションの速い(+メテオ判定)ファルコのほうが強い。

上必殺技

  • ファイアフォックス。復帰技その2。
  • こちらもファルコより全体フレームが長く、そのぶん移動距離も長い。
  • 上Bの溜め中に攻撃判定があるのはフォックスのものだけ(通称チリチリ)。ただし溜めの後半は判定が消えるため、タイミングをわかっていれば飛び込んで阻止できる。
    • 特に、フォックスミラーでタイミングを合わせてリフメテオすることをArmada Shineという。
  • 着地隙が異様に短く、リフごまかしの速さも相まって狩りづらい。

下必殺技

  • リフレクター。リフ。シャイン。ピロピロ。
  • スマブラDXの象徴ともいえるほどのぶっ壊れ技。

リフはあまりにも長くなるのでまた今度

基本中の基本は空中Nと空中下による飛び込み。着地キャンセル→リフレクターまで練習必須。
ただ、単純に小ジャンプで飛び込むとダッシュで引かれて簡単に掴まれてしまう。ラインを削って引き行動を制限してから飛び込んだり、引きダッシュに下強を合わせたりしよう。
リフレクターがヒットした場合は、相手の重さによって直接コンボするか、受け身狩りの展開になる。

フォックスはブラスターで相手に攻めさせて、空中後や掴みで迎撃しやすい性能だ。
最低限、小ジャンプ二連ブラスターを練習しておきたい。スティックジャンプで小ジャンプすれば比較的ラク。

  • 上投げテイル(空中上)
    • 非常に撃墜力が高くダメージも良好、低%では相手キャラによっては空中上が何度も入る(特に暴れが弱い対マルスでよく見られる)。
    • テイルをずらされないためには、かなりめり込んだ状態で当てるか、2段目だけを当てる。
  • 上投げ空中後
    • テイルより当てやすい。こちらで撃墜ができると見込んだ場合は、ずらされるテイルよりも安定。
  • 上投げ連
    • 対フォックス(約0~65%)
    • 対ファルコ(約0~75%)
    • 対ファルコン(約20~40%)
    • あくまで確定帯の目安。ベクトル変更によってはさらにつながったり、撃墜%で上スマを入れることもできる。
    • 半端に抜けられては着地狩りも復帰阻止もできないので、適当なところでフィニッシュするのも大事。
  • 上投げ上スマッシュ
    • 低%で相手が上投げを受け身入力したところに上スマッシュを当てると、上スマッシュが受け身不能になることがありダウンが狙える。
    • セットプレイなのでダウンの緑エフェクトを落ち着いて確認しやすい。緑が見えたら上スマや弱叩き起こし、エフェクトが見えなかったら受け身狩り。

waveshine(wavedash+shine)。
リフレクター→リフキャンセルジャンプ→絶空という一連の流れを指す。
地上でリフを当てると、中量級以上のキャラはダウンせず、硬直しながら地面を滑る。そこを絶空で追いかけることで幅広いコンボが可能。
リフや始動となるドリルをずらされなければ、撃墜%でも容易に上スマや上投げテイルを入れることができる。

    • 2018年国内ランク6位。
    • 2019年現在、トップのフォックス使い。
    • 圧倒的な操作精度、特にガーキャン絶リフやリフ台乗りを利用したコンボは圧巻。
    • 2018年国内ランク4位。
    • 疾風。トップのピーチ使いであると同時にフォックスも使いこなす日本のArmada
    • 2018年国内ランク2位。広島の王。
    • マルスメインだがフォックスも全一クラスであった。
    • 2019年夏の世界ランク4位。
    • 「神殺し」の異名を持つスウェーデンのプレイヤー。フォックス単。
    • 歯に衣着せぬ言動から、DX・SP界隈両方で大量のケンカを発生させ、因縁マッチで大会を盛り上げる視聴率男。
    • 2019年夏の世界ランク11位。
    • SFATさん。フォックス単としてはLeffenに次ぐ実力者。
    • ダブルスではPewPewUと組み「PewFat」として世界トップ。
    • 2019年夏の世界ランク10位。
    • 彗星のごとく現れたニューカマー。2016年に参入し、2019年にはSFATを追い抜き全2フォックス単となった。
    • Smash Summit 8においてS2JMokyMangoaMSaHungryboxを撃破、4位となった。
    • 2019年夏の世界ランク7位。シーク/フォックス使い。
    • サムス→シーク→フォックスと移行してきて、どのキャラでもトップに上り詰めている。
    • 五神。2018年まで長年世界トップに君臨したピーチ/フォックス使い。スウェーデン出身。
    • 現在はSPに移行してDXシングルスを休止している。DXはAndroidと組むダブルスのみ出場するとのこと。
    • 2019年夏の世界ランク5位。
    • 五神の一角。ダブルメインとしてフォックスとファルコを使用、2019年現在はファルコをよく使う。
フォックスメイン一覧
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フォックスサブ一覧
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スマブラ64でも「絶リフ」(ジャンプ→最速リフ→着地)を利用することでリフレクターから技を繋ぐことが可能。

  • 最終更新: 4年前