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キャラクター:マルス

マルスは、隠しキャラクターのひとり。

出現条件
レギュラー戦、対戦ゲームのいずれかで、初期キャラクター(14キャラ)を最低1回は遊ぶ。
または対戦ゲーム数が400以上になる。

人気SRPG“ファイアーエムブレム”より参戦。
当時国内だけで販売されていたファイアーエムブレムの名を世界に広めた。
原作がアクションゲームではないため剣の技はほぼオリジナル。

マイナーチェンジとしてロイが存在する。

tierリストやキャラランキングでは最上位が定位置。
作中最強とされるフォックスやファルコに有利とされる反面、苦手とするキャラクターも多く、マルス単で安定した勝利を得るには相当の実力が必要となる。

長所

  • 長く速いダッシュと絶空を駆使した高い地上移動性能
  • 剣のリーチが非常に広い
  • つかみのリーチもなぜか異様に長い
  • gimpを含む多彩で効果的な復帰阻止

短所

  • 技の発生が遅く、持続が短く、後隙も長め
  • 復帰阻止と横スマ先端以外でのふっとばし力の不足(撃墜難)
    • 100%を越えたあたりから、中途半端に飛んでしまうのでコンボも撃墜もできない流れになりがち
    • たとえば空中前は根本でもコンボにならず、先端は真上に飛ぶので追撃が届かない(逆に低%だと根本でも先端でもコンボが可能)
    • キャラ対策、読み合いを含めた連携パターンなどをしっかり準備しておかないとジリ貧
  • 復帰のパターンが少なく阻止されやすい
    • 横Bのタイミングずらしがあるものの、上Bは持続も短く着地隙も長いため、崖無敵を絡めて容易に阻止される
    • 上記の撃墜力不足と相まって体力差が出やすい
地上攻撃
弱攻撃
  • 2回まで軽く切り払う。リーチは弱攻撃としては広いが、地上戦ではあまり出番がない。
  • 主に遊撃の復帰阻止に利用。横Bをこれで止めると遊撃は崖下に落ちるので、空前やドルフィンを当てていく。
    • 遊撃側にジャンプが残っていた場合はさらに読み合い。
  • 相殺になって遊撃がステージ上に戻る場合があるが、この場合も相殺モーションが短いので追撃が間に合う。このように対応できる幅が広い。
    • カウンターは横Bがすり抜けてしまったり、内側に向かって発動してしまうことがある。また、ファルコの横Bはメテオなのでしゃがみを利用した反撃もできない。

横強攻撃

  • 弱攻撃と横スマッシュの中間のような性能。やや対空性能がある。
  • 横スマッシュよりは低%での場外の展開が作れないなどリターン不足。また、後隙が長く、下強のように連打もできないのでガードやしゃがみにも弱い。
  • 復帰阻止でも、弱・下強・横スマ・カウンターなどで事足りる。立ち回りでぶっぱなすときも特大リターンが望める横スマが優先されがち。

上強攻撃

  • 非常に対空性能が優秀で、空中上と合わせて低%のコンボ、さらに撃墜にも使える。
  • 主に空中上と合わせて、お手玉コンボを継続する目的で使われる。特に台に乗せてからの小ジャンプ空上→上強は全対応に近いことも可能。
  • マルスの背後側は発生が遅いかわりに、地上の相手にも先端が当たりやすいという特徴がある。

下強攻撃

  • 下段を突く。リーチが長く、連打できる。絶空や走行から出し、相手のステップに先端当てをすると反撃を受けにくい。
  • 当ててから反応が遅れた相手をつかんだり、当ててから相手の暴れを見たりして展開が作れる。
  • またモーション後半は次の行動でキャンセルできるので(IASA)、下強から下強、下強からステップ、下強を飛び越えようとしたところに上強などが可能。
  • 総じてステップ戦の要。あえてかなり遠い位置で振る・振るふりをして振らないなどを活用し、相手をジャンプさせて着地を掴む流れを作れると強い。
  • ジャンプ差し込みには負けるが、マルスはジャンプ差し込みをステップ→掴みで狩りやすいキャラなので有利な読み合い。
  • 下強に下ずらし(しゃがみ)を仕込むことで空中Nなどに反撃が取れることがある。

横スマッシュ攻撃

  • 非常に範囲が広く、発生もそこそこ早い。さらに先端当ての撃墜力が高く、コンボから狙うことも可能な技。
  • 先端以外は多くのキャラがガーキャン絶空などで反撃確定をとれる。このため立ち回りでのリスクは大きいが、当ててしまえば復帰阻止で1スト取れるリターンを持つ。
  • 当て方は主に着地際空前などで軽く浮かせたとき。立ち回りではリーチを活かして、相手のステップ往復間合いに深く差し込む。
  • 先端が理想だが、カス当たりでもマルスの得意な復帰阻止に持っていけるので1ストックにつながることも。

上スマッシュ攻撃

  • ロマン技として知られる。剣の先端のクリティカル判定を当てれば早期+マルスにはありがたい上方向への撃墜ができるが、突き技なので先端の判定が非常に小さい。
  • 上投げからはめったに入らず、台を使いながら空上で浮かす必要がある。
  • カス当たりでコンボが終わるリスクがあるので、大抵は空前や空Nでコンボを締めて復帰阻止の展開にする。
  • 下記の下スマッシュと同様「当てにくく、当てれば特大リターン」だが、下スマよりも更に当てにくく、発生も悪くリスクが大きい。よって一番使われないスマッシュ。

下スマッシュ攻撃

  • 前後に攻撃。主に前判定のクリティカルを狙う。
  • スマッシュとしては驚異的に発生が早く、前方向へのリーチが長く、さらにフォックスの上スマ以上のふっ飛ばしで上方向に撃墜が可能だが、非常に当てにくい。
  • 完全に受け身などを読んだ上で距離調整もできている場合に打ちたい。発生5Fなので確認猶予は意外とある方。
  • カス当たりは密着でも当たり、早い発生+安定して低めにふっとばす。ドルフィンほどはリスクが大きくないので、100%を大きく超えるような%での撃墜択として無くはない。

ダッシュ攻撃

  • 発生が微妙だが、見えにくいモーション故に差し込み択になる。またリーチが長いので、コンボで相手が離れすぎたときにはこれで拾える。
  • 先端を当てると上に浮き、ほぼ確実にコンボできる。
  • 後隙はそれほどなく、ガードに先端当てならほぼ反撃を取られない。
つかみ・投げ
つかみ
  • やたらと長く、リターンの大きいつかみ。基本的にはダッシュからもジャンプキャンセルを使って通常つかみを出す。
  • マルスのステップ戦の生命線。優秀なステップ間合いと速度で、相手の差し込みをかわした後に切り返す(差し返す)。

ダッシュつかみ

  • しゃがんでいるプリンをつかめるという大きなメリットがある。

つかみ打撃

  • 投げ連中に不意に一発入れたり、対ピーチなどで長期戦になったときにダメージを稼いだり。

前投げ

  • 素早い投げ。超低%ではもう一度つかめたり、少し溜まってきたらダウンさせたりとおおむね優秀。
  • 主に中%で内変更された場合に横スマが入るキャラが多い。先端ならそのまま撃墜も。その他にはDA・空下などがつながる。
  • 変更ミスさせたときのリターンが特に大きいため、なるべく掴んだ瞬間に投げたい。

後ろ投げ

  • 後隙が長いせいで確定する連携が少なく、単に後方に投げたい場合は低く遠くに飛ばす下投げが優先。
    • 相手の変更が悪ければ一応横スマが入る。
  • 飛ばなさを利用して、台上で使うことで台上ダウン→受け身狩りを狙える。数少ない使い所。

上投げ

  • 一番使用頻度が高いと思われる。対遊撃では投げ連のメインパーツ。その他の多くのキャラに大抵一発入れることができる。確定しなくても着地狩りで火力を取れる。
  • 200パー付近で撃墜することができる。遊撃などの落下の早いキャラは上方向への耐性があるので、主にピーチ・プリンに使うことになる。

下投げ

  • 実質的な後ろ投げといえる性能。低く飛ぶのでダウンさせやすかったり、崖外への追い出しが狙いやすい。
空中攻撃
空中ニュートラル攻撃
  • 二段技かつ、オート着地キャンセル可能。ダッシュジャンプやその場での置き行動として優秀。
  • 先端当てが理想だが、根本の当たり損ないのSEが鳴っていても攻撃性能に差はない。
    • 二段目まで当たれば間違いなく横に飛ばせるので、お手玉コンボから復帰阻止に持っていくためのフィニッシュとして使える。
    • たとえば空前だと先端当てでは上に飛んでしまうことがあり、阻止しにくい。

空中前攻撃

  • フラッグ。ごく普通に目の前を斬る。小ジャンプから2回出せる(二連フラッグ)。
  • 低%ではヒット確認からつかみにいくと大抵つながる。しゃがみに注意。
  • 相手が内変更した場合に、さらに空前や、空下(いわゆるKen Combo)が入る。%が高すぎなければ、先端当て・根本当てどちらでも狙える。
    • 一方で横スマ等は外変更だと撃墜につながるので、運び継続か横スマか、というマルス側が有利な二択になっている。

空中後攻撃

  • 攻撃後にマルスの向きが変わる。
  • 復帰阻止・コンボでは使うことがあるが、地上ではフラッグよりも発生が遅く、使い所が難しい。
  • 暴れ着地やガードからの反撃で使えるが、リターンがあまり取れない。

空中上攻撃

  • お手玉コンボの主要パーツ。特に遊撃に対しては、投げ連から空上連にスムーズにつながる。
  • 先端判定が甘く、それほど意識しなくても当てやすい。一方でカス当たりも横スマがつながるなど優秀。

空中下攻撃

  • 先端は裏メテオとなっており、場外で当てればメテオ返し不可能で撃墜力が非常に高い。
  • 地上の相手に当てれば、%によってはつかみなどにつながる。ただしその場受け身読みなど有利な場面でしか当てるのは難しい。
  • ガードから後ろ方向への最速暴れだが、当て損なった場合はもちろん反撃確定。このためマルスはガードをめくられると厳しくなる。
  • また下方向に判定のある技もこれくらいで、マルスは着地を非常に狩られやすい。
    • 台があれば空中下をエッジキャンセルすることで判定を出しつつ後隙を消すことができる。
必殺技
通常必殺技
  • 溜め技。シールドブレイカーという名ではあるがDXではあまり対シールド性能は良くない。
  • 先端判定がなく確実に横に飛ばせる・持続がやや長いという長所を生かして、溜め無しで空中で使う。
    • 空中前のかわりに使うと、空中前は4-7(持続4F),NBは16-21(持続6F)。遅いが、空前先端で上に浮かすよりリターンが大きいことがある。
  • 対ファルコンなどの復帰阻止でも活躍。崖受け身のリスクがあるとはいえ、前述の持続もあるので当てやすい。

横必殺技

  • 一段目で相手が浮くので、上強などで追撃することができる。
  • 派生は横3段目などに撃墜力がある。
  • 復帰の補助に使えるが、あまり連発しすぎると逆に距離が落ちてしまう。

上必殺技

  • 復帰技としては出が早いが持続がないので崖無敵でスカされがち。
  • マルスキラーというシールドノックバックによる対策行動がある。
  • 地上ではガードやステップから素早く出せる暴れ兼撃墜技。外したときのリスクは非常に大きいが、台に乗れば軽減できる。
  • 空前運びコンボで空中下の代わりに使うとPAL Ken Comboとなる。

下必殺技

  • カウンター(当身技)。かなり使い所を選ぶが目押しが必要ない反撃なので便利。
  • 一番多いのは、遊撃の下から上B復帰に対してのカウンター。相手がぴったり復帰じゃなければ確実に追い出せる。
    • 崖に横スマやNBはタイミングをずらされる危険性がある。また崖離し空前等はある程度時間に余裕がないと難しい。よってカウンターが最適択になる場合がある。

「マルスは上級者向け」と評される。悲しいかな適当に技を振り回して勝てるキャラクターではない。
相手キャラクターに合わせた適切な技選択と立ち回り、そして何より相手を倒しきるまで諦めない根気を要求される。
まずはマルスの得意な距離感(中距離)を意識するのが大事、つかず離れずのダッシュダンスで相手が攻撃してくるタイミングを見極めよう。
掴みや下強、あるいは空中攻撃でダメージを与えながら、早い段階でもどんどんステージ外に追い出すべし。マルスの撃墜はほとんどを復帰阻止に頼っている。正攻法でバーストを狙うよりも、ステージ外の敵に二度と土を踏ませないことを目指す。
フォックス/ファルコには掴みから高火力のコンボ(いわゆる投げ連)が見込まれるので要練習。

https://youtu.be/RESN5AazpXA(マルスといえばKen combo。空下を使った裏メテオで〆る。ただただ美しい)
https://youtu.be/VOSV4cQdQTI(困ったらMew2kingに学ぶべし)
https://youtu.be/h8PbLo9rrQk(マルス界希望の星Zain。ちょっと高度すぎるかもしれない)
https://youtu.be/z8aRMXt4cWA(Mangoはマルスも使ってた。Mango節が強すぎる気もする)
https://youtu.be/Y2hc5mJHDog(日本最強マルスRudolph。わからないことがあったら彼に聞こう)

Mew2King - スマブラ五神のひとり
PewPewU - マルスメイン
Zain - マルス単で2018年になって急速にランクを上げ、トップ10プレイヤー入り
Rudolph - 日本の全一マルスであり他キャラも使いこなす。2017年国内2位
La Luna - 旧名The Moon。ほぼマルス単
Shroomed - シークとダブルメイン
PPMD - スマブラ五神。現在療養中
Mango - スマブラ五神で遊撃使い。サブでマルスを使うことがある

マルスメイン一覧
2020/11/05 13:10
2020/11/05 13:10
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2020/11/05 13:10
2020/11/05 13:10
マルスサブ一覧

https://youtu.be/NB29clCzTcM [How to Practice Marth - Super Smash Bros. Melee]
https://youtu.be/uXP83JR9czs [2017 Melee Techs Guide: Marth Melee Tricks]

  • 最終更新: 4年前