スマブラDXでは地上で左スティックを傾けることによってできる移動方法に「ダッシュ」「走行」がある。

地上でキャラクターが自由に動ける状態(待機状態)の時に左スティックを一瞬弾くことによって出る移動行動。
いわゆるステップ。
スティックをニュートラルに戻すとブレーキモーションが出る。
ダッシュ中はいつでもガードが張れる。

ダッシュ中にそのままスティックを倒しているとダッシュから移行する。
走行中もいつでもガードが張れて、しゃがみでもキャンセルできる。
走行中にスティックを逆に倒すと「走行反転」になり反転にやや時間がかかる。また、スティックを離すと「走行ブレーキ」という状態になる。
この「走行反転」「走行ブレーキ」はSPと違って地上攻撃でキャンセルすることができない。

走行状態はしゃがみを経由して地上技が出せる。
ダッシュ状態のように走行状態から後ろにダッシュすることはできないが、絶空を使うことで後ろに引くことができる。

ダッシュ・走行関連は全体的に自由度の高い仕様となっている。

ダッシュダンス
いわゆるステステ、ステップ戦の部分。
SPでは「ダッシュを出した瞬間と、ダッシュ後半~走行移行」にダッシュ反転ダッシュが可能。「2F-6F」「15F以降」。
DXではこの制限がかなり緩くなっており、ダッシュ中ならどこでも反転ダッシュができる。
このためダッシュを細かく出すか広めの間合いで出すかで撹乱することが可能。
また絶空はジャンプ可能ならどこでも出せるテクニックのため、ダッシュ中に組み合わせることでさらに自由度が高くなる。

ゲーム全体を通して、相手の差し込みや置き技をダッシュで避けて差し返すのが非常に強力。
差し返し択は、ジャンプキャンセル掴みが使用されることが多い。掴みはしゃがみカウンター(下ずらしによるのけぞりキャンセル)を無効化でき、リターンも大きい。
ダッシュダンス戦法が特に得意なキャラはフォックスマルスファルコンなど。

ダッシュガードができる
SPの場合はダッシュ→走行へ移行するまでの間はガードが貼れないためダッシュの出掛かりは無防備になる。
DXの場合、ダッシュからもガードが貼れるため、地上にいれば「ガードを貼れないタイミング」をほぼ意識せずプレイできる。
ちなみにDXはダッシュガードはピタッと止まるため、コンボ中の位置の微調整などに使用される。
一方で走行から出すガードは走行の慣性が残るため、安全にラインを上げるのに使える。

DXは走行移行してから地上攻撃(DA、上スマ、掴み以外)を出すにはしゃがみか絶空を経由する必要がある。

  • 最終更新: 4年前