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用語:UCF

UCF(Universal Controller Fix)は、スマブラDXの一部仕様を修正するコード。
名前にある通り、コントローラの個体差を修正・統一することが目的。

導入方法はいくつかあり、最近はNintendont-SlippiまたはMultimod Launcherが主流。
現在は国内・海外大会でもUCFが採用されており、ネトデラにもデフォルトで搭載されるなど、ほぼ必須のハックとなりつつある。

シールドドロップ(シードロ、シールドキャンセル台降り)を容易にする。
(左右入力→斜め下にスティックを倒すほうの入力のみ)
未改造だとコントローラの生産時期や個体差によって出しやすさが大きく異なり、出しにくい場合はノッチ改造が必要となっていた。

立ち状態からの後ろダッシュのこと。
反転ダッシュ入力は「1Fで一定のスティック左右入力」であり、1Fに間に合わないとダッシュのかわりに振り向きが出て大きな隙となる。
(上の画像では「Smash Turn」が反転ダッシュが出る範囲)

ざっくり言えば「1Fではじき入力」という操作だが、UCFなしでこの1Fを安定入力するのは現実的に不可能。
コントローラのポーリングレート(ボタンやスティック入力状況の認識頻度)の仕様が関係している。
いくらスティックをすばやく入力しても、指でスティックを倒すという操作は「中途半端な左右入力」を経由することになる。
その「中途半端な入力」のタイミングでコントローラが入力を認識すると、ダッシュバックは失敗となる。

UCFでは反転ダッシュの猶予が2F(振り向きの1F目をダッシュでキャンセル可能)となっている。
UCFをつけないと反転ダッシュは運ゲーであり、同じ入力をしても同じ行動が出せないというゲームの欠陥である。

PODEと呼ばれるバグを起こしたコントローラでは1F反転ダッシュが安定しやすい(が、他の操作に問題が出る)。
PODEはスティックの途中の入力が認識されずスキップされるというバグであり、スティック中央→左右を「すばやく1Fで入力した」という認識結果になりやすい。
ただし、強攻撃を入力したのに弾き入力扱いになってスマッシュが出るなど不便なことのほうが多いバグである。

  • 最終更新: 3年前